【稲葉千秋アナウンサー】
「フンボルトペンギンが元気よく泳ぎ回っています。この奥の塀と塀の間に生まれたばかりのヒナが居るそうなんですが、ちょっと見えません」
1月4日、79グラムで生まれたフンボルトペンギンの赤ちゃん。
展示プールで公開されていて、今は父親と母親が代わる代わる、お腹の下で育てています。
28日は特別に、毎日行う体重測定の様子を撮影させてもらいました。
1カ月足らずで1キロを超え、体重は13倍に。毎日すくすく成長しています。フワフワの羽に覆われたグレーの体に、つぶらな瞳がたまりません。
ここでペンギンの名前に注目。赤ちゃんペンギンの名前はまだ決まっていませんが、お父さんペンギンは黒(くろ)。お母さんペンギンは黄黄(きっき)です。
何か気付きませんか?
どちらも色の名前が入っていますね。赤ちゃんの名前は生後半年くらいで決まるのですが、母親の名前をいただきます。
つまり、この赤ちゃんの名前は、何かの色が入った「〇〇黄黄(きっき)」という名前になりそうです。
【浅虫水族館 飼育展示部 加藤愛さん】
「フンボルトペンギンはとても成長が早い動物で、毎日毎日目に見えて成長していますので、今しか見られないこのフワフワの姿を見ていただきたいと思います」
ペンギンの赤ちゃんは3カ月ほどで親と同じ大きさになるということで、春先には元気に泳ぎ回る姿が見られそうです。