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黒柳徹子さんの戦時中の疎開先 青森・南部町に記念ルーム開設へ

2025.02.05(水) 18:45

青森朝日放送で放送している長寿番組「徹子の部屋」の世界観が青森県南部町に。黒柳徹子さんが戦時中に疎開していた南部町では、当時の写真など黒柳さんの足跡を収めた展示施設「黒柳徹子記念ルーム」が2年後の春に開設されます。

【南部町 工藤祐直町長】
「徹子さんの功績をご紹介し、平和と未来について真剣に考える場を、この南部町で実現したいと考えております」
「徹子さんの意向を踏まえながら、町内外から多くの方々に来館していただける記念ルームとなると思っております。しっかりと準備を進めてまいります」

5日は、南部町の工藤祐直町長が会見を開き、開設に向けた意気込みを述べました。

太平洋戦争中、南部町諏訪ノ平に疎開していた黒柳さん。黒柳徹子記念ルームでは、町民と過ごした記憶を風化させないよう、そして、ユニセフ親善大使として長年活動している黒柳さんの平和への思いを、後世に伝えていきたいとしています。

記念ルームは2024年12月、工藤町長が東京で黒柳さんと会い、許可を得ました。

詳しい展示内容は、今後町側と黒柳さん側との間で調整しますが、「トットちゃんの疎開」として地図や年表、暮らしぶりを再現するほか、衣装なども展示される予定です。

また、合わせてユニセフの活動も紹介し、平和とは何かを伝えます。

「黒柳徹子記念ルーム」は、2027年4月に南部町役場南部支所2階に設けられる展示収蔵施設の一角に開設予定です。
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