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三沢市の屯所に放火 元消防団員の男に懲役3年を求刑 起訴内容認める

2025.02.12(水) 18:45

2024年11月に三沢市の消防団の屯所に放火した罪に問われている、当時消防団員だった男の初公判が開かれ、男は起訴内容を認めました。裁判は即日結審し、検察側は懲役3年を求刑しました。

非現住建造物等放火の罪に問われているのは、三沢市本町の無職、畑内敏幸被告(47)です。

起訴状によりますと畑内被告は2024年11月、三沢市消防団第6分団の屯所に放火し、およそ250平方メートルを全焼させた罪に問われています。畑内被告は当時、消防団員でした。

青森地裁八戸支部で開かれた初公判で、畑内被告は「間違いありません。その通りです」と起訴内容を認めました。

検察側は、畑内被告がスロットにつぎ込むなどして生活費に窮し、収入もなく自殺をしようとしたものの実行できなかった。そのため、罪を犯して死刑判決を受けて死のうと考えるようになり犯行に及んだと指摘。

「極めて自己中心的かつ身勝手」として懲役3年を求刑しました。

一方、弁護側は反省の態度を示しているとして執行猶予の付いた判決を求めました。

判決は26日に言い渡される予定です。
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