東通村役場で4日に開かれた記者会見で、畑中稔朗村長は4月上旬、「一般社団法人ひがしどおり共生パートナーズ」を設立することを表明しました。
設立者は東通村と東北電力で、新年度から5年間は東北電力が総額17億5千万円を拠出します。資金は防災対策の強化や教育・子育て、産業・経済などの事業にあてられ、村が抱える課題の解決に向けて取り組みを進めていきます。
法人設立について畑中村長は、村と原子力施設が共生する未来像の実現に向け、その効果に期待しています。
【東通村 畑中稔朗村長】
「村の将来の工程表を作成しつつ、そのなかで両者が互いに歩み寄って協調しながら、東通村の将来に向かって施策を講じていく」「透明性の確保が大きな法人の狙い、効果を期待している」