出品されたのは、県内14の蔵元から、吟醸酒47点、純米酒33点です。審査員が、新酒の注がれた容器に鼻を近付けたり、口に含んだりして、香りや味を評価していました。
審査員によりますと、日本酒の出来栄えは、コメの性質に左右され、ここ数年は夏の猛暑の影響を受け、酒造りが難しくなっているということです。
【新酒鑑評会 小倉亮審査委員長】
「(猛暑の影響でコメが)硬いのでなかなか味が出せないところもある中で、甘みと華やかな香りとをバランスよくまとめてきているというのが、すごく難しいところなんですけど上手に作られているなというのがあります」
審査の結果、吟醸酒の部では7点が、純米酒の部では8点が金賞に選ばれました。