【ボンジュール 関浩司オーナー】
「アップルパイのおかげで商売が成り立っているような所もあるのです、正直」
「原料がなくなるということは、生産規模が半分になっちゃったら、全部半分になるのですよ」
弘前シードル工房kimoriと洋菓子店ボンジュールは、それぞれの業界で抱える人材や加工原料の不足といった課題解決のため、タッグを組むことを発表しました。
【弘前シードル工房kimori 高橋哲史代表】
「比較的リンゴの繁忙期とお菓子業界の繁忙期はうまくマッチする」
シードル工房の社員がリンゴ生産をしながら、洋菓子店の繁忙期にはアップルパイなどのスイーツづくりをし、「未来のりんごの担い手」を育成。農作業の比較的少ない時期と、洋菓子店が忙しい時期が重なることに注目したのです。
リンゴ生産者は春、リンゴの花が咲くと受粉や実すぐりなどに精を出し、7月末ごろにはいったん落ち着きます。
お盆のあたりから11月までは収穫などで大忙し。冬はまた落ち着きます。
一方、洋菓子店の冬はクリスマスなどイベント盛りだくさん。さらに。
【ボンジュール 関浩司オーナー】
「夏に冷たいものを売ることで忙しいというのが、うちの場合はあって」
ボンジュールの場合、夏場にもかき氷の需要などで忙しくなりタイミングが合うのです。
4月20日には、2つの職業を体験できるバスツアーを開催するということです。