【坂本佳子記者】
「頭上に桜はありませんが、気分はすっかり観桜会。こちらでは、昭和をテーマにした宴会が開かれています」
4月29日は「昭和の日」。弘前市では昭和改元100年の節目に合わせて「昭和の観桜会コンテスト」が開かれました。
【審査員 木野花さん】
「今もうないからね。ほっかむりする人が。それだよね、酔っぱらってる証拠だよね」
エントリーした3団体とゲスト参加の「津軽あかつきの会」は、昭和をテーマにしたファッションや、各団体こだわりの宴会料理を審査員にプレゼンします。
青森県出身の女優で演出家の木野花さんも、実際に料理を試食して審査をしました。
【審査員 木野花さん】
「昭和って感じがする、すごく懐かしい」
また、パフォーマンス審査では、津軽三味線やねぷたばやしが披露され、会場が一体となって盛り上がりました。
【ねぷたばやし】
「ヤーヤドー」
「ヤーヤドー」
雨のため屋内での開催となりましたが、にぎやかな雰囲気に誘われて、見学に訪れた観光客の姿も…。
【スペインから来た人】
「弘前公園と桜を楽しむことができました。雨だけど気にならなかった」
「すごくいいですね。おいしい、ありがとう」
【審査員 木野花さん】
「青森の人っていざとなるとお祭り野郎だなっていう、ちょっとしたお花見でもここまで盛り上がるんだなという、そういう青森県民の意地というかパワーを感じましたね」
このイベントは、弘前で育まれた豊かな文化を次の世代へつなげたいと、今回初めて開かれました。