浅虫海づり公園の開園日に合わせて行われた海難防止活動では、青森海上保安部の職員たちがパネルを持って周り、利用者に事故防止を呼び掛けました。
青森海上保安部によりますと、2024年までの過去5年間、青森県内では釣り中の29人が海中転落といった事故に遭い、そのうちの12人が死亡、または行方不明となっています。
月別でみると、発生は5月が最も多くなっているということです。事故を防止するため、天気などを確認することや救命胴衣を着用することが重要だと呼び掛けています。
【青森海上保安部 交通課 田中貴交通課長】
「もし海に落ちたら、すぐに上がれるような対策をしていただきたいと思います」
青森海上保安部では、5月1日から31日まで「釣り海難防止活動」を行い、釣り人などに対して海難事故防止のポイントなどを周知する方針です。