国は、被害にあったリンゴ生産者を支援するために自然災害特例の適用を発表しました。
主な取り組みとして、リンゴの木を植えかえる改植や被害があった木を抜く作業、苗木ほ場の設置などにかかる費用の一部を国が補助します。
また、これまで対象外だった同じ品種への改植や1本単位の改植も新たに対象となり、2026年度以降も適用されます。
県の試算では、特に被害が大きかった652ヘクタールを全て改植した場合、国からの補助はおよそ29億円になるということです。
【宮下知事】
「私たち3月19日に要望した内容を5月16日ということで、2カ月経たずして実現していただいたことについては、スピード感をもって対応していただいたと思っています」
宮下知事は、こうした国の支援が行き届くよう、県や市町村との支援と連携し、生産者により添って対応していくとしています。