棟方志功記念館をめぐっては、県と市が建物と庭園の両方を残し活用する考えを示していましたが、具体的な方針などはいまだに発表されていません。
青森商工会議所の倉橋純造会頭たちは、4日に青森市の西市長を訪ね要望書を手渡しました。
要望では、棟方志功の没後50年の2025年度を念頭に、志功の功績を称え「聖地」を体感できる施設として、修復・修繕をし再開館するよう再生計画の策定を求めています。
西市長は、不確定要素が多く具体的な日付は示せないとしたうえで次のように述べました。
【青森市 西市長】
「文化芸術を学べる場、体験できる場ということで、なるべく早めに扉を開けたい」
【青森商工会議所 倉橋純造会頭】
「我々は常に意見を出し合いながら、お互いに良い方向を目指していければと思っておりますので、棟方志功というのは、このまちの宝ですから、それをいかに大事にしていくかが肝要かと思っております」