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「大切な人を守れる存在に」 小学生から高校生まで力合わせて 地域全体で “防災” を考える

2025.06.30(月) 18:45

最近、各地で地震が頻発しています。いつ起きるか分からない災害、地域全体で防災を考える訓練が青森市で行われました。

青森市の東中学校で行われた避難所運営訓練には、地域の小学生や中学生、そして高校生たちおよそ140人が参加しました。

参加者は、ダンボールベッドを作るなど、避難所で力を合わせることの大切さを学びました。

訓練には、青森県内最年少の9歳で防災士になった、現在小学6年生の和田潤さんが手伝う姿も。手に持っていたのは?

【防災士・小学6年 和田潤さん】
「避難の時に必要なものを詰めたボトルです」

マスクやライト、電池などに加え、入っていたのは。

【防災士・小学6年 和田潤さん】
「これは圧縮タオルです」
「(避難時に)けがをした時に血出てきたりしたら、拭くものがなくて困るからです」

これからの時期は、特に塩分タブレットも入れておくと便利だと伝えていました。

訓練には、VR体験のブースもありました。

ゴーグルをつけると、地震や火災現場、さらには土砂災害の現場が広がります。

【VR体験する生徒】
「リアルですごく怖かったです」
(Q.実際に遭遇したら)「すぐ逃げる」

生徒たちは、災害の恐ろしさや自分とは異なる立場の人の大変さを、体験を通して理解していました。

【原別地域まちづくりを進める会 大坂美保会長】
「自分たちは助けられる人ではなくて、自ら大切な人を守れる存在であると認識してもらえれば」

【参加した小学生】
「自分の安全を確保するのはもちろんだけど、皆の安全も確保できるようにしたいです」

災害はいつ起こるか分からないからこそ、いつ起きても大丈夫なように万全の準備を整えたいですね。
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