青森市中央卸売市場では、つがる市で収穫された230箱のタカミメロンが初競りに掛けられました。2025年の最高値は。
「35万。35万で42番。どうもありがとうございます」
【メロン生産者 坂本新さん】
「資材などは全部高騰していて大変ですけれども、35万というさっぱりする値段、メロンを頑張って良かったなと思う値段が付いたので、それを励みにしてまた1年これからシーズン頑張っていきたいと思います」
そんな2025年のタカミメロンは、前年の大雪による雪解けの遅れにより定植が遅れ、小玉傾向です。
しかし、7月1日出荷分の35%がプレミアムメロン。糖度17度以上で、網目のち密さや形の基準をクリアしたもの。2025年は、良質なメロンが多くなりそうだということです。
【青森合同青果 篠崎真孝社長】
「7月20日過ぎてから、ちょうど夏休みに入ったころからピークになります。ねぶた、お盆の頃が最重要期ということもありますので、そのあたりがボリューム的には一番厚くなる時期です」
3日から青森県内のスーパーなどで販売開始予定です。
タカミメロンは果肉がしまっていて、しっかりとした歯ごたえがあるのが特徴なので、固めが好きな人は買ってすぐに食べるのがおすすめで、購入後1週間ほど常温で保存するとやわらかくなめらかな食感になるということです。