【坂本庸明記者】
「午後10時前の五所川原市です。降ったり止んだりを繰り返していた雨ですが先ほどから大粒の雨が降ってきました」
21日午前5時までの48時間降水量は十和田市休屋で294.5ミリと観測史上1位となったほか、東通村小田野沢で145.5ミリ、三戸で135ミリなどと各地で記録的な大雨となりました。
【赤平春菜記者】
「こちらの奥には観光施設もあるのですけれどもその手前で大雨の影響でしょうか。道路が崩落しています」
新郷村の国道454号では崩落や倒木の影響で9キロにわたって通行止めとなったほか、奥入瀬渓流沿いの国道102号や103号の一部区間も土砂崩れのため通行止めが続いています。
この他にも平川市碇ケ関の国道7号でも道路が陥没し走行中のトラックなど6台のタイヤがパンクする被害が出ました。
また、JR五能線の深浦・東能代間で終日、奥羽線の弘前・八郎潟間で夕方頃まで運転を見合わせるなど鉄道の運行にも影響が出ています。
県内に出ていた土砂災害警戒情報などは、21日朝までにすべて解除されていますが、気象台は、引き続き土砂災害などに警戒を呼び掛けています。