東通村の野牛漁協ではおよそ50年前から津軽海峡の漁場に稚貝を放流し、3年ほどかけて育てています。津軽海峡の荒波で育ったホタテは筋肉質でかみ応えのある貝柱が人気です。
7日は午前5時に出港した船が午前9時ごろに漁港に戻ると、ホタテがあふれるように入ったかごをクレーンで次々と揚げていきました。
漁協によりますと、2024年は、2023年の高水温などの影響で水揚げ量が8トンと例年の10分の1ほどに落ち込みましたが、2025年は例年並みの80トンを見込んでいます。
【野牛漁協総務課 蛯子みのり課長】
(Q.今年の生育は)
「貝一枚一枚の貝柱が大きく育っていましたので今年は大変いい年かなと思っていました」
地まきホタテの水揚げは8月10日ごろまで行われる予定で、漁の期間中は午前9時から漁協の直売所で販売されています。