岩木川の土手に並んだねぷたが、ゆらゆらと川上から流れてくるような演出で始まる「なぬかびおくり」。昔、祭りの最終日にねぷたを川に流していたという風習に従い、その光景を再現します。
そして、河川敷にたたずむ4台のねぷたの台座に、関係者がたいまつで火を放つと、メラメラと燃え広がって鏡絵を消し去り、火の粉となって昇天していきます。
周りでは、その様子を見守るかのようにねぷたが回転しました。
【東京から】
「お祭りがこれで終わるんだって感じがすごくして、はかない感じもして素敵でした」
【愛知から】
「素敵です、本当に素敵でした。地元の方たちの愛情みたいなとも伝わってきて、とても良いお祭りだと思います」
「個性があって、地域でつないでいる感じがすごく良かったです」
運営委員会によりますと、弘前ねぷたまつりには「なぬかびおくり」を含め、7日間で118万人が訪れたということです。