【選手】
「お願いします!」
9日の福岡代表・西日本短大付属との初戦に向け、聖愛は高校野球発祥の地、豊中ローズ球場で午前9時から約2時間半の練習を行いました。
関西に入って10日目。選手にコンディションを聞いてみると…。
【一戸淳弥選手】
「最初(関西に)入った時は、暑くてやっていけるのかなと思ったが、でも今練習してきて1週間経ったら慣れてきました」
スタッフ陣も、「選手のコンディションは良く、暑さに対する不安はない」と話します。
練習は守備練習から始まりました。内野と外野で別々のメニューを行った後、全員でシートノックを行い、中継プレーや内野と外野の連携を確認していました。
ゲームキャプテンの丸岡侑太郎選手は、堅い守備の秘訣は「一球へのこだわり」から来ているといいます。
【丸岡侑太郎選手】
「一球の大切さというのは、去年の夏とかいろんな試合から学んでいるので、本当に一球というのを大切にして練習からやっています」
守備練習が終わった後は、打撃練習に入りました。
【蝦名温人ディレクター】
「あす初戦を迎える聖愛の選手たちは、動作を丁寧に確認しながら、前日の練習に取り組んでいます」
青森大会のチーム打率は2割9分7厘と高くはないものの、決勝戦では9回2アウトから逆転劇を見せた勝負強いバッターが並びます。
打撃練習では、投手の足元に強い打球を打つイメージを持って、各バッターが鋭いスイングで、低く強い打球を放っていました。
投手陣は、各自のメニューで調整。エースの芹川丈治投手は、軽めの調整で9日を迎えます。
【芹川丈治投手】
「勝利に導けるように、最少失点でチームが絶対勝てるように点数取ってくれると思うので、それを信じて投げていきたい」
【原田一範監督】
「いろんな試合展開を想定して準備をしています。うち、聖愛の投手陣がどれだけ西日本短大のバッター陣を抑えるかというところがポイントかなと思います」
聖愛は、9日の第1試合で福岡代表の西日本短大付属と対戦します。