弘前市の桜田市長や猟友会、農協など関係者10人が出席。事務局から2025年度のクマの目撃件数が7月末時点で61件と、過去最高だった2023年度より同日比で17件上回っているほか、クマによる人的被害は1件あったと報告がありました。
また、クマへの対応強化策として捕獲わなを5基増やし、31基で対応に当たるとしました。
捕獲わなの前に設置したカメラの映像が披露され、7月17日から2週間余りで5頭が捕獲され、大和沢地区で女性を襲ったと思われるクマも捕獲された可能性が高いということです。
意見交換では、「自主的に捕獲わなを設置した場合、市から補助してもらえるのはありがたい」や「電気柵の設置やクマよけのスプレーも効果があり、支援があれば助かる」といった意見が出ていました。
市では、12日に出た意見を踏まえ、全庁的に対策を強化する考えです。