午前8時ごろ、弘前市大森の大森勝山遺跡に向かう整備工事用の仮設道路で、体長1.2メートルほどの親とみられるクマ1頭と小グマ2頭が目撃されました。
工事関係者が車で向かう途中に見つけ、市に連絡があったということです。さらに午後3時半ごろにも、市の職員が、遺跡近くの県道で3頭のクマを見たということです。
クマが遺跡の中に入った形跡はありませんが、来訪者の安全確保のため、午後から遺跡入り口を封鎖し、立ち入りを禁止しています。
また、土日祝日に開催している大森勝山縄文遺跡ガイドの会によるガイド案内も当面の間、中止となりました。
大森勝山遺跡には1カ月で600人から700人が訪れていて、クマの出没により閉鎖となるのは2年ぶりです。
【弘前市教委文化財課 石岡博之課長】
「何よりも安全第一でございますので、せっかく遠くから来ていただいた方には申し訳ないんですけども」「早め早めに再開のアナウンスができればと思っていますので、ご協力方よろしくお願いいたします」