津軽では平年の9月1カ月分を上回る雨が降る所がある見込みで、青森地方気象台が土砂災害などへの警戒を呼び掛けています。
青森地方気象台によりますと、県内は前線や暖かく湿った空気の影響で、1日夜から2日までの長時間にわたり雷を伴った激しい雨が断続的に降る所がある予想です。
また津軽では、いつもの年の9月の1カ月分、150ミリ前後を上回る降水量となる所がある見込みです。
特に西津軽では、8月29日から30日の線状降水帯の発生による大雨で、地盤の緩んでいる所があるため、土砂災害などに警戒が必要です。
【青森地方気象台観測予報管理官 佐々木悟さん】
「平年に比べて雨の量は多くなっています。特に青森県に前線が停滞しやすい、あるいは接近しやすいという状況になっていまして」
予想される2日正午までの24時間降水量は、多いところで、津軽で120ミリ、下北と三八上北が60ミリとなっています。
青森地方気象台は、2日の夜遅くにかけて土砂災害や低い土地の浸水、川の増水や氾濫に厳重に警戒するよう呼び掛けています。
















