2万人目の入場者となったのは、青森市の山口優さんです。
山口さんには記念品として企画展の作品をまとめた図録が贈られました。
【2万人目の入場者 山口優さん】
「びっくりしました。光栄に思います。」「やはり芸術家の方が色を追求する、そういう姿勢、どのへんに原点があるかということを知りたくて、きょうは伺いました」
青の画家として知られる佐野ぬいさんの企画展には、佐野さんが上京し、大学時代に描いた作品から絶筆までの画業70年以上を振り返る123点が展示されています。
こちらは2年前、90歳で亡くなる前に描いた最後の作品です。青色だけが塗られたままアトリエに残されていて、生涯にわたり青を追い求めたことが分かります。
企画展「佐野ぬい:まだ見ぬ青を求めて」は県立美術館で10月13日まで開かれています。