29日、制作が発表された映画「おんおくり」。出演するのは、「日本骨髄バンク普及大使」などを務めてきた三沢市出身のシンガーソングライター山本雅也さんです。
「おんおくり」は、山本さんたちが三沢市を出発して日本各地の骨髄移植に関わる人たちを訪ね、その思いを描くドキュメンタリー映画です。
当初は、有名俳優が出演し、白血病の母と娘の絆と骨髄バンクのボランティアたちの奮闘を描く作品として制作されていました。しかし。
【映画プロデューサー 掘ともこさん】
「皆さんが見たのと同じニュースを見て」「東名高速とか通られているというのは分かったので、これで間違いないというのはすぐに分かった」
2025年の4月、出演する俳優が関わる事故・事件が原因で状況は一変。映画はお蔵入りになりました。
改めてドキュメンタリー映画として再スタートすることになった「おんおくり」。
プロデューサーの掘ともこさんは改めて、骨髄ドナーとそこに関わる人たちの思いを伝える作品にしたいと話します。
【映画プロデューサー 掘ともこさん】
「(骨髄移植の)真実みたいなものをちゃんと伝えながら、その(骨髄移植)おかげで助かった人たちが、助かった後にどういう人生を送っていけるかっていうことを描くことでイメージが湧くんじゃないか」
映画は、2026年12月の公開を目指していて、現在、クラウドファンディングによる支援を募集しています。