【坂本庸明記者】
「平内町に来ています。きょうからナマコの底見漁が解禁されたということですが、このように船は海に出ていないという状況です」
1日に解禁となったのは箱眼鏡と呼ばれる道具で直接、海を覗いて網でナマコを取る底見漁法。
しかし、ナマコ漁をしている船橋豊司さんは漁に出ず、11月から解禁される刺し網漁の準備をしていました。
【船橋豊司さん】
「今はもう水温が高くて、全然ナマコが出ていない、漁に行っても無駄。やっぱり気温も低くなって、水温が下がってくればナマコも活発に動いて取れるようになるんだろうけど、今はちょっと無理だな」
平内町漁協清水川支所では2025年ナマコの水揚げ量自体に大きな変化はないとしつつも、高水温の影響で例年と比べて遅い時期の水揚げになるだろうと予想しています。