農林水産省は10日、9月25日現在の主食用米の予想収穫量を発表しました。
青森県全体では、26万2200トンで、前の年に比べ3万9700トン増える見込みです。
10アール当たりの予想収量は県全体で600キロで、地域別では、津軽が606キロ、南部・下北が591キロ、青森が589キロとなっています。
コメの出来具合を示す従来の作況指数は、実態とは合わないとの批判があったため、2025年から廃止し、新しい統計方法の「作況単収指数」となりました。
【東北農政局青森県拠点 斉藤貴彦専門官】
「近年高温が続いているので高温障害、懸念もされているところではありましたけど」「今のところ大きな影響はないと思っています。」
県全体の予想収量が増えた要因は、作付面積が前の年に比べ6500ヘクタール増えたことに加え、出穂期以降、おおむね天候に恵まれ、収量がやや多く見込まれるためとしています。
















