八戸市長選に立候補したのはいずれも無所属で、届け出順に建築デザイナーで新人の高砂充希子さん(37)、現職の熊谷雄一さん(63)、歯科医師で新人の清水文雄さん(77)の3人です。
新人の高砂さんは八戸市役所前で第一声を上げました。
【無・新 高砂充希子候補】
「私が気付いたことは八戸市の人々は変化を望んでいるということです。この停滞した空気に風穴を開けたいと思っているということ」
市政施行後初の女性候補者である高砂さん。「八戸の未来を描こう!」をスローガンに「教育・人材」、「経済グローバル化」「文化・暮らし」など5つの公約の柱を掲げ選挙戦に挑みます。
【無・新 高砂充希子候補】
「私はどの政党にも組織にも属していません。圧力もしがらみもありません。だからこそ市民の声に真っすぐに応えられます」
現職の熊谷さんは、選挙事務所前で第一声を上げ、1期4年の実績などを強調しました。
【無・現 熊谷雄一候補】
「市長就任以来、この4年間コロナ対策物価高騰対策に加え、給食費医療費の無償化をはじめとする子育て支援の充実」
2期目を目指す熊谷さん。「共に創ろう!八戸の未来を!」をスローガンに「次世代を担う若者が活躍でき100年先も誇れる魅力あるまちづくりの推進」など9つの公約を訴えています。
【無・現 熊谷雄一候補】
「八戸の将来像を描き八戸の未来を切り開くそのためにリーダーシップを発揮してまいります」「熊谷雄一頑張りますよろしくお願いいたします」
新人の清水さんは八戸市役所前で第一声を上げました。
【無・新 清水文雄候補】
「中学校2年生をですね外国に2週間あるいは10日ほどホームステイさせると」「15(歳)、16(歳)の多感な時期に異文化に触れさせるその効果がすごいということ」
5回目の挑戦となる清水さん。「ステキで知的な街づくり」をスローガンに「教育の変革と改革」、「財政再建」など7つの公約を掲げ選挙戦に臨みます。
【無・新 清水文雄候補】
「私は八戸が大好きだったら立候補しません。嫌いだから立候補するのです。なぜ嫌いか、悪いところが分かっているから、そこを直せば良いじゃないか」
街の人は今回の選挙戦をどのように捉えているのでしょうか。
【30代】
(Q. 選挙に投票に行きますか?)「はい行きます行きます」「人が(県外へ)出て行っちゃっているのでそこを踏まえてどのように人を呼び込むか?」「八戸のことを現実的に前向きに考えてくれている人が良いのではないでしょうか」
【30代】
「投票には行きたいなとは思っています」「子どもに向けた政策というのも力を入れてくれたら助かります」
【70代】
(Q.選挙には行きますか?)「行きます」
(Q.今回も行かれる?)「はい行きます」「(市長になる人には)災害があった時にきちんとした対応ができる態勢を取ってもらいたいという考えがあります」
【50代】
「市街地も活性化をもう少ししてほしいですし、祭りとかに関しても、もっと盛り上げてやっていける方が(市長に)来てほしい」
投票は26日の午前7時から午後8時まで市内92カ所で行われ、即日開票されます。
八戸市の有権者数は18万3583人です。