スルメイカ漁を巡っては去年までは不振が続いていましたが、今年は状況が一転。小型船に関しては割り当てられた漁獲可能量を超えたため、八戸港などでは漁を休止しています。
漁業者から影響を懸念する声が上がる中、宮下知事はきょう、水産庁の藤田仁司長官に要望書を手渡し、スルメイカの資源評価に関する調査の精度を上げ、それに基づく資源管理を求めました。
これに対し藤田長官は、資源の有効活用に様々な努力をしていくと答えました。
要望を終えた宮下知事は-。
【宮下知事】
「漁師の生活それから産業を守ることは非常に重要ですから、そのことについて共通の認識を持てたということは意義があったと思います。その一方でTAC制度を乗り越えることは今の時点ではできないという非常に残念な答えでしたので、そのことについては継続して訴えていきたいと思います」
また、宮下知事は高水温の影響で危機的な状況にある陸奥湾ホタテについても、親貝を確保するための基金造成など支援を求めました。















