木々の色付きが進む黒石市の中野もみじ山。18日からはライトアップが始まり、多くの観光客が訪れていますが…
観楓台と呼ばれる高台に続く階段の前には、立ち入り禁止の看板。
(Q.近くでクマが出た)「参拝したらすぐ帰ろうかなと思って」
黒石市によりますと、きのう午前8時ごろ、パトロール中の猟友会が駐車帯から北東におよそ1キロのリンゴ園で鉄製の格子状の箱わなが壊されているのを見つけました。
クマは一度わなにかかった後に逃げ出したのでしょうか。市は壊された箱わなを回収し、新たに別のわなを設置しました。
【黒石市の職員】
「音を鳴らしてなるべくクマが寄ってこないようにしています。あとペットボトルの殻に入れているんですけど、忌避剤・クマが嫌がる匂いのものを入れて複数個所設置しています」
市はクマ除けの対策として、観楓台近くの散策道におととしからスピーカーで音楽を流しています。今回さらにクマが嫌がる匂いを放つ忌避剤を追加で設置しました。
中野もみじ山の立ち入り規制は、少なくともライトアップが終わる来月9日まで続く予定です。
【黒石市商工観光部 太田淳也部長】
「ちょうど見頃になっているので一番見ていただきたいし、写真を撮る方もかなり来られるスポットになっていまして、そこに上がれないのはお客様も非常に残念がっていました。そこは私たちも非常に心苦しいところです」
市は周辺のパトロールの回数を増やすなど警戒にあたっています。















