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事前の被害食い止めに期待 猟友会会員を集落支援員に委嘱

2025.12.02(火) 18:45

東通村は、クマなど有害鳥獣の駆除に当たっている猟友会の会員を集落支援員に委嘱しました。

委嘱されたのは下北郡猟友会の会員21人で、成田功会長たちに畑中稔朗村長から委嘱状や腕章などが交付されました。

東通村ではクマの出没が相次いでいて、今年度の目撃件数は先月末時点で前年度の2倍以上の114件、捕獲頭数は8倍の80頭に上っています。

また、クマなどによるジャガイモやデントコーンといった食害の面積も10月末時点で前年度の12倍以上の193アールとなっています。

このため村は集落支援員を委嘱し、専門的な知識や知見を生かして見回りなどを行うことで被害を未然に防いだり、最小限に抑えたりする役割を期待しています。

【下北郡猟友会 成田功会長】
「東通村の住民の安心安全という面で猟友会として協力していきたい」

猟友会の会員はこれまでほぼボランティアで有害鳥獣の駆除に当たってきましたが、今後はパトロール代や車両運行代などの報酬を受け取ることができます。
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