マスターズ陸上で活躍する鉄人ランナー、青森市の田中博男さん。7つの世界記録を保持しています。そのうち90歳から94歳の男性が対象のM90クラスでは、4つの世界記録を樹立しました。
【田中博男さん】
「この次は95歳の時にやろうぜと。早く年とりたいです。明日にでも」
次は、M95で世界記録!5歳刻みでカテゴリーが変わるため、95歳から99歳が対象のM95では、95歳の時に記録が出やすい傾向にあります。
先月8日、95歳の誕生日を迎えた田中さん。今年いよいよM95での初戦に臨みます。
【田中博男さん】
「ようやく来たかと、待望のという、気持ちを新たにすることができたということで、いつもの年よりは少しファイトが新しく湧くなと。短距離3種目、60m・100m・200m、何とか頑張ってメダルを取りたいと思っています。いつもの年と比べて楽しみが1つ増えたなというふうな気持ちがあります。一番大事なのは、健康をどう維持するか」
健康の維持。ほぼ毎日トレーニングに通う田中さんは、1時間半ほど、ストレッチやランニング、トレーニングを念入りに行っていました。
【田中博男さん】
「健康を維持するためにここに来て、お友達とおしゃべりしながら」
陸上仲間とのおしゃべりも楽しみの1つだという田中さんは、今年―
【田中博男さん】
「今年の世界大会は、韓国だそうです。気楽に、青森県からも若干の仲間と一緒に、楽しく行けるんじゃないかなという期待感があります」
8月に韓国で開かれる、マスターズ陸上の世界大会に出場予定!
【田中博男さん】
「日本人以外の国々の人たちといろんな話ができるのもまた楽しみだなと思っています」
世界の舞台に向けて―
【田中博男さん】
「5月か6月に(県内で)恒例の大会があると思いますので、それが一つの大きな目標になります」
県内の大会では、個人種目だけでなく、リレーに出場する準備も。
【田中博男さん】
「リレーメンバーも何とかなりそうだなというふうに思っていますから」
M90でともに走ったメンバーの中には、亡くなった方も。ただ、新しいメンバーの望みもありそうです。
【田中博男さん】
「リレーはぜひ走りたいと思います、本当に。歩いても良いから走れ!と」
今年は、新たなステージで、さらなる世界記録を目指す田中さん。とにかく無理をしないことが大事だと話します。
【田中博男さん】
「何と言っても健康第一。これなくして走るというわけにいきませんからね。体力的には何とかそれをしのいでいけるんじゃないかな」
ところで、60歳から陸上競技を始めた田中さんの健康と体力の秘訣は?日々のトレーニングと、その他にも…
【田中博男さん】
(Q.いつもバスと徒歩)「そうそう、今のルートで、いつもこんな感じです」
(Q.雨や寒い日でも)「それは難儀だけれども、大したことないです」
交通手段は、電車やバス、そして徒歩だと話す田中さん。
【田中博男さん】
「私は車の運転はしないんですよ」
青森市に生まれ育って95年間、一度も車を持ったことがないそうです。
【田中博男さん】
「一番健康に良い。30分歩くということは」
(Q.30分なら軽々と歩く)「そうです。1時間くらいの所でも歩いて。そうすれば、健康に向かって歩いているんだぞという自信が、ファイトが湧くでしょう。不健康のために車に乗っているようなもんですよ」
田中さんの今の姿があるのは、とにかく歩く生活をしてきたから。日々の積み重ねの中に、健康の秘訣がありました。
【田中博男さん】
(Q.今年の目標は)「病気をしないこと、けがをしないこと、それさえ普通並みに無事通過できれば、ほどほどに健康に過ごせる。そういう中で大会があれば、好記録につながることが目に見えていますから。楽しみにしています」
田中さんの今年の活躍にも期待しています!
2026年この人に聞く、次回、最終回は来週火曜日です。ビール会社代表のギャレス・バーンズさんに会社設立10周年。ビールを造る上でのこだわりを聞きました。
















