【海洋研究開発機構地球表層システム研究センター 清水啓介副主任研究員】
「貝柱に誘発剤を注射で打っていきたいと思います」
野辺地町漁協には漁業者や海洋研究開発機構の職員などおよそ30人が集まり、ホタテの人工種苗の実験が行われました。
陸奥湾の養殖ホタテは、高水温の影響などにより記録的な大量死が発生し、深刻な稚貝不足が懸念されています。
実験で用意されたのは雄と雌の親貝およそ20キロ。貝柱に誘発剤を注射したり水温差で貝を刺激したりして雌の産卵を促します。
実験開始からおよそ1時間半で受精が確認されました。
【野辺地町漁協 砂原則行組合長】
「湾内でも初めての取り組みです。成功すれば漁師の皆さんも個人的にもやれれば大変助かると思いますので」「北海道からの輸入も考えておりますが、まず陸奥湾で再生しなければいけない」
野辺地町漁協は陸上で40日ほど育て、稚貝になったのちに海へ放流する計画です。
今年夏の稚貝の確保量で効果を見極めます。















