【田中大地記者】
「こちら桂木温泉の入口には閉湯をお知らせする貼り紙が突然掲げられました。地域で長年愛されてきた温泉に別れの時が迫っています」
1968年創業、青森市の桂木温泉。経営の継続が難しくなったとして、5月31日で閉湯することを告げました。
原因は原油価格の高騰に伴う燃料費の上昇です。
【桂木温泉 山口昌良社長】
「重油が一気に上がってしまっているというのはやっぱり大きいですね。先行きも見える状況ではない、設備投資にもお金がかかると全般的に見た流れから、先を見た時はちょっときついかなと」「やっぱイランのあれが一番大きいですね」
昭和の雰囲気を残す桂木温泉は、平日でもおよそ200人の客が訪れる老舗の公衆浴場。57年にわたり地域の湯として親しまれてきました。
それでも重油価格の上昇に加え、ポンプやサウナ設備などの維持費も重くのしかかり、先を見通せない中で閉店を決断しました。
【桂木温泉 山口昌良社長】
「お客さんはすごく入ってくれてるんですけどね。本当に残念です」
突然の知らせに常連客からも戸惑いや惜しむ声が聞かれました。
【利用客】
(Q.閉湯することは知っていた)「きょう来て初めて分かりました、中でみんな話してたので」「近くにもあまりないしここしか」
「40年近く来てるのかな結構長く来てます」「いいお風呂であったけど残念です」
毎日のように通う人にとっては、体を温める場所であると同時に、顔を合わせ言葉を交わす生活の一部でもあった温泉です。
【桂木温泉 山口昌良社長】
「5月31日までやってますのでそれまで楽しんでもらえればなと思ってました」
重油の価格高騰が地域の憩いの場へも影を落としています。















