鯵ケ沢町教育委員会によりますと、倒壊したのは山田野地区にある旧陸軍の兵舎として使われていた「九号兵舎」です。
付近の住民が1月27日に大きな音がしたのを聞いていて、その頃、倒壊したとみられています。
建物は1912年ごろに建てられ、長さおよそ68メートル、1棟に200人が寝泊まりし、鉄砲をかける銃架なども現存していました。
戦後は12棟のうち1棟のみが残され、中学校の校舎に活用されたのち、現在は農作業小屋となっていました。
2018年ごろから町が老朽箇所の補強や延命措置を本格的に始め、子どもたちの学びの場としても役割を果たしていました。
町教育委員会の中田書矢学芸員は「残念だが、いずれこうなる時が来ると思っていた。人で言えば大往生の時を迎えた」と話しています。















