再利用の観点だけでなく、従来の合成皮革と比べ製造工程で使用する石油由来原料を70%以上カットでき、環境にも優しい素材といわれています。この素材を生かし企業や福祉施設をつなぐ取り組みが行われました。
貸切バス事業を行う、青森県六ケ所村の大泉運輸。小泉國雄社長に贈呈されたのは、バイオベースレザー「RINGO-TEX(R)」のヘッドレストカバーです。
カバーは「RINGO-TEX(R)」を製造・販売する「appcycle」が企画し、過去には全日空でも採用されています。
今回、大泉運輸の大型バスに設置されたものは八戸市の障害福祉施設「八戸グリーンプランツ」の利用者が縫製作業をしました。
【八戸グリーンプランツの利用者 藤井紀成さん】
「ゆがみが出ないようにクリップで止めて、真っすぐ縫えるようにミシンを動かすところが難しかったです」
【八戸グリーンプランツ 山田裕香莉さん】
「普段、利用者さんたちが頑張って作っているところもずっと見て応援してきたので、すごくうれしいなと、頑張ってきて良かったなと思いました」
【大泉運輸 小泉寿樹常務】
「わが社も業種的に再利用、リサイクル的なところが課題にもあって、障害者雇用も課題にあるということで、2社(アップサイクル、八戸グリーンプランツ)がそういう仕事の流れをやっているの見て、お手伝いしたいなと思って、こういうきっかけになりました」
八戸グリーンプランツでは秋にかけて縫製作業を続け、大泉運輸が保有するおよそ30台の大型バスは順次「RINGO-TEX(R)」を使用したヘッドレストカバーに張り替えられます。
【appcycle 藤巻圭CEO】
「『RINGO-TEX』という素材を通じて地場で活躍されている企業さん、私たちのようなスタートアップ企業、そして今回縫っていただいた障害福祉B型の方々っていうプラットフォーマー(基盤となる事業者)としてですね、様々な方々をつなぎ合わせられるような素材を全国に展開していきたいと思います」
それぞれが強みを生かしたり、後はそれぞれがメリットがあるような繋がりとなっていました。
リンゴテックスは、製造工程で使用する石油由来原料が大幅にカットできるという側面もありまして、この今の時代に注目を集める素材となっていくかもしれません。
以上、特集でした。














