弘前大学の福田眞作学長が日本外科学会などと一緒に会見を開き、臨床研究の開始を報告しました。
臨床研究では、ロボットを使った遠隔手術支援を、国内で初めて実際の患者の治療に使い、その安全性や実行可能性を検証します。
遠隔手術は、弘前大学附属病院と五所川原市のつがる総合病院の両方に導入されている手術支援ロボットを使って行われます。
距離が30キロ以上離れている2つの施設をネットワークで結び、患者側の施設にいる現地の外科医や助手を、遠隔にいる経験豊かな指導医が支援する仕組みです。
8月には、1例目として弘前大学側の40代女性の患者の大腸がんの切除手術を行いました。
臨床研究は現在も続いていて、2026年度中に合わせて10例の手術を終える見通しだということです。
【遠隔手術実施推進委員会 森正樹委員長】
「地域医療の充実、外科医の教育と技術継承、将来的には日本初の医療技術の国際展開に繋がるものだと期待していて、今後も日本が世界に誇れるような体制をとっていければと思っております」
遠隔手術の導入により、地方に勤務する医師が熟練の医師の指導を受けられることで、医師不足の解消につながる効果が期待されています。















