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自民党県連がホタテ加工業者と意見交換

2023.11.13(月) 11:45

福島第一原発の処理水放出を巡る中国の禁輸措置で、大きな影響を受けている県内のホタテ加工業者が、自民党県連と意見交換しました。

青森市で行われた12日の意見交換で、出席した加工業者からは、中国の禁輸措置の影響で国内のホタテの相場が下落するなどし、2023年に製造したおよそ8000トンのベビーホタテのうち、7000トンが在庫として残っている窮状を訴える声が出ました。

【ホタテ加工業者】
「8月24日の放出で影響を受けて、どんどん価格が下がっていっている。それでずっと物の動きが止まったような状態になっている」

また、処理水放出による風評被害で、東京電力と行っている賠償交渉については―。

【ホタテ加工業者】
「東電さんの方では、漁連でまとめても、各社皆意見ばらばらだから漁連とやっても駄目だってことで、東電が、前年度の売り上げを基準にするってしたわけですけれど、ちょっと待ってくださいと」

ホタテの仕入れ価格が、2022年から上昇している現状を踏まえ、その分も含めて補償してほしいといった意見が出ていました。

【自民党県連津島淳会長】
「県、あるいは、県漁連として、この危機をどう捉えるか、危機をしっかり捉えてもらったうえで、適切な対応をしてもらうことが今、求められている」

自民党県連の津島淳会長は、補償について早急な解決が必要だとしました。
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