青森県内の農林水産物を扱う荷主企業や運送業者などが参加したセミナーでは、秋田で行われた実証実験が成功事例として紹介されました。
【HacоbuStrategy本部 重成学ディレクター】
「同じ売り上げを少ない労働時間で運べます」
これまで、ドライバーが1台の車両で、集荷してから首都圏に移動するまで、平均でおよそ15時間拘束されていたものを、集荷する便と首都圏まで移動する便に分けた結果、平均で2時間短縮することができたということです。
また、集荷所で荷物を積み込む作業を、JAと分担した結果、こちらも労働時間の短縮につながったという報告もありました。
これに対して、県トラック協会の森山慶一会長は、JAに作業を分担する場合の費用負担や、複数の業者の取りまとめ方法について質問していました。
【青森県トラック協会 森山慶一会長】
「まず(実証)実験をする、関係者と一緒にそれを進めていく、そういう場をつくらないといけないなと」
「一番は、農協のご協力をいただきながらこれをやると。実験をやってみると」
今回のセミナーは、課題解決につなげる機会として、県が主催しました。