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15市町村の小中学校35校で学級閉鎖や学年閉鎖 県内のインフル4週連続で増加

2023.12.07(木) 18:45

青森県は、青森市・東地方保健所管内にインフルエンザの警報を発表しました。感染が拡大していて、県内は全域で警報または注意報レベルとなっています。

県によりますと、3日までの1週間に、県内60の指定医療機関から報告があった患者数は1402人で、前の週を163人上回りました。

1医療機関当たりでは、23.37人となっていて、4週連続の増加です。保健所別では、青森市・東地方保健所管内で33.58人となり警報に引き上げられたほか、むつ保健所管内には注意報が発表されました。

患者数を年齢別でみますと、10歳から14歳が379人と突出しています。青森朝日放送では、学校の状況について、県内全40市町村に聞き取り調査。

7日現在、15の市町村の小学校と中学校あわせて35校で学級閉鎖や学年閉鎖が確認されました。

青森市で、最も多い9校となっているほか、次いで弘前市と八戸市で5校などとなっています。

十和田市では、中学校1校で学校閉鎖となっています。

また、新型コロナの3日までの1週間に、指定医療機関から報告があった感染者数は154人で、前の週を48人上回りました。

1医療機関当たりでは2.57人となっていて、3週間ぶりの増加となりました。

県は、基本的な感染対策や、ワクチン接種の検討などを呼び掛けています。
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