青森県病院局によりますと、12月31日から1月8日にかけて、県立中央病院の入院患者のうち、合わせて76人に下痢やおう吐といった、感染性胃腸炎の症状が確認されていました。
病院から連絡を受けた青森市保健所で検査したところ、ノロウイルスが検出されたことが分かりました。
感染者のうち1人は、点滴治療を必要とする中等症で、残る75人は軽症だったということです。
県立中央病院では、手を触れる機会の多い場所や器具の消毒、十分に手洗いするなど、引き続き感染対策を強化するとしています。
ノロウイルスが原因の感染性胃腸炎は、秋から冬にかけて増加する傾向があり、県などが注意を呼び掛けています。