相談会には、離職した元従業員およそ60人が参加しました。会場には、三沢、十和田、八戸、野辺地の県内4つのハローワークが臨時の窓口を設け、離職者たちが居住地ごとにそれぞれ雇用保険の失業等給付の受給手続きをしました。
「TVS REGZA三沢工場」は、テレビ市場の縮小や物流コストの高騰を背景に閉鎖され、業務や従業員を埼玉県の拠点に移転する計画が進められています。
その一方、三沢工場で働いていた従業員およそ80人のうち、8割に当たる64人が県内に残ることなどを希望し、離職したということです。
【元従業員男性】
「できるだけ早く(再)就職しようと思っています」
(Q.地元に残ろうと決めた理由は)「まだ確定していません(再)就職が決まらなかったら、県外(再就職)も考えています」
【元従業員男性】
「地元に残りたいという気持ちが強かったので、そういった(離職の)選択となりました」
ハローワーク三沢の担当者によりますと、離職者のうち、10日現在で再就職先が決まっている人はいないということです。