夏の甲子園 八戸学院光星がベスト8進出 嫌な流れを断ち切る守備で文星芸大付(栃木)に勝利

夏の甲子園 八戸学院光星がベスト8進出 嫌な流れを断ち切る守備で文星芸大付(栃木)に勝利
夏の甲子園 八戸学院光星がベスト8進出 嫌な流れを断ち切る守備で文星芸大付(栃木)に勝利

夏の甲子園 八戸学院光星がベスト8進出 嫌な流れを断ち切る守備で文星芸大付(栃木)に勝利

夏の甲子園 八戸学院光星がベスト8進出 嫌な流れを断ち切る守備で文星芸大付(栃木)に勝利

夏の甲子園 八戸学院光星がベスト8進出 嫌な流れを断ち切る守備で文星芸大付(栃木)に勝利

高校野球夏の甲子園です。4年ぶりのベスト8進出をかけ、八戸学院光星が16日、栃木代表・文星芸大付と対戦しました。

台風により1日順延した16日の3回戦。光星は午前10時15分ごろに球場入りしました。

【大熊記者】
「きのう八戸市を出発してからおよそ20時間を経て、きょうの12時ごろ甲子園球場に到着した光星の応援隊。台風一過、青空の元、選手たちに熱い熱いエールを送ります!」

4年ぶりの夏ベスト8へ。対するは初戦で4点差からの逆転勝利、勢いに乗る文星芸大付です。

光星の先発はダブルエースの1人、2年生左腕の岡本。もう1人のダブルエース、初戦で完封した洗平はベンチから岡本の様子を見つめます。

その岡本の立ち上がり。ヒットとフォアボールなどでいきなり満塁のピンチ。栃木大会決勝で優勝を決めるサヨナラホームランを放っている5番・黒崎の内野ゴロの間に先制を許しますが、なんとか最少失点で切り抜けます。

光星はその裏、ノーヒットでこちらも満塁のチャンスを作ると、前の試合で3ランホームランを打っている5番・藤原のチーム初ヒットが逆転タイムリー。相手のミスも重なり一挙3得点で、すぐさま試合をひっくり返します。

【藤原選手の母・あすかさん】
(Q.息子の活躍は)「最高ですね、ほんまええ親孝行してもらって」

さらに7番・青木にもタイムリーが生まれ、初回に4点を奪います。

打線の援護をもらった岡本は、回を増すごとにエンジンがかかります。光星・仲井宗基監督が「剛球タイプ」と評する言葉通り、140キロを超えるストレートを武器に、甲子園のマウンドで躍動。相手打線を封じます。

4回には、打順が8番に下がった池田が甲子園初ヒットを放ち、八戸工大一から引き継いだ「ワニポーズ」を披露すると、2番、西尾は2打席連続のツーベース。これがタイムリーとなり5点目。5回にはチャンスで7番・青木がこの日2本目のタイムリー。そして・・・ワニポーズ!7回を終えて6対1と光星ペースで試合は進みます。

しかし終盤に強いのが文星芸大付。8回、岡本は連打を浴び2塁3塁のピンチを招くと、高校通算17ホーマーの4番・小林にタイムリーヒットを打たれます。これが前の試合、終盤4点ビハインドをひっくり返した文星芸大付の強さ。光星は2点を返されます。

ここで光星ベンチは、マウンドに今大会無失点、エースナンバーを背負う洗平を送ります。岡本は8回途中でマウンドを下ります。

【岡本琉奨投手】
「お願いだから抑えてくれ、という気持ちが大きかったです」

【岡本投手の母・博子さん】
「ドキドキしっぱなしです」
「多分めちゃめちゃ緊張していると思います」
「楽しめた?って聞きたいです」

このピンチ、切り抜けられるか、打席には5番・黒崎。

【実況】
「いい当たり、ショートが上手く取った!そして2塁に送る。1塁に転送されてダブルプレー。素晴らしいプレー。これが日本代表候補、中澤恒貴のディフェンス!」

エース・洗平が投げ、キャプテン・中澤が守備で見せる。前年にも甲子園の舞台を経験している2人のプレーで相手に流れを渡しません。

追いすがる文星芸大付を振り切った光星。6対3で勝利して4年ぶりのベスト8進出です。

【岡本琉奨投手】
「初めて(甲子園の)マウンドで味わう雰囲気で、最初は慣れなかったんですけど、2回から雰囲気に慣れて、自分らしいピッチングが出来たと思います」
「自分がだめでも洗平が頑張ってカバーしてくれたんで、そこは勝ちの要因かなと思います」

【中澤恒貴主将】
「連打が続いて、あそこでもう1本打たれたら完全に文星芸大さんのペースになるだろうなっていうのは、自分でも分かっていたので、ああやって粘り強い守備ができたので自分的には良かったなと思います」

光星は19日の第2試合で千葉代表・専大松戸と茨城代表・土浦日大の勝者と対戦します。

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