中国で行われているアジア大会についてです。青森県勢選手が活躍しています。
近代五種に出場している青森市出身の佐藤大宗選手。パリオリンピックの予選を兼ねる個人決勝で、日本人トップの６位に入り、日本がパリオリンピックの出場枠を獲得しました。
佐藤選手は青森市出身で、青森山田高校を卒業後、２０１３年から自衛隊体育学校で競技をスタートしました。青森山田高校時代は水泳部でした。近代五種はランニングと射撃を行うレーザーランのほか、水泳、フェンシング、馬術といった多彩な技術が求められる競技です。
今回のアジア大会で佐藤選手が６位になったことで、日本がパリオリンピックの出場権を獲得。日本からの出場は男女ともに最大２人で、このまま行けば佐藤選手が最有力候補ですが、今後出場基準を満たす選手が増えてくると選考が行われ、日本近代五種協会によりますと、代表内定選手の発表は２０２４年６月を予定しています。
旧ボート競技のローイング女子フォアでは、外ケ浜町出身の木野田沙帆子選手を含む日本チームが銀メダルを獲得。今大会日本勢初のメダルとなりました。
木野田選手は、外ケ浜町出身。青森高校を卒業後、早稲田大学に進学して、今は明治安田生命ボート部に所属しています。ローイングはボート競技で、ボートに固定されたオールを使って漕ぎ進める競技です。１人で行う種目や複数人で行う種目があります。
木野田選手は国内大会ではこれまで国体や全日本選手権で優勝しています。
世界バドミントン銀メダルの奈良岡功大選手（青森市出身） パリ五輪への道に重要な「ランキング」
