110年ぶりの新入幕優勝を果たした尊富士の凱旋パレードの日程が決まりました。当初調整していた24日ではなく、5月1日に行われます。
【五所川原市 佐々木孝昌市長】
「おととい(2日)の記者会見では、『4月24日の日程で調整中』とお伝えしたところではありましたけれども、最終的に5月1日となりましたのでお知らせいたします」
五所川原市は尊富士の凱旋パレードを24日に開催する方向で調整を進めてきましたが、尊富士に春巡業に関する予定が入ることになったため、最終調整の結果、5月1日に決定したと発表しました。
パレードは予定通り、金木地区と五所川原地区の2カ所で行われます。
金木地区は午後1時半から、金木総合支所発着のおよそ1キロをパレードします。地区を代表する観光名所、斜陽館の前を通過するコースとなっています。
五所川原地区は地元のシンボル「立佞武多の館」が出発地点。五所川原市役所までのおよそ900メートルを、午後3時半からパレードします。
2カ所ともオープンカーに乗ってパレードする予定ですが、雨天決行のため、雨の場合は別の手段を検討するとしています。
五所川原地区では、出発前に立佞武多の館前でセレモニーを開催する計画もあるようで…。
【中井友紀アナリポート】
「当日は五所川原市が誇る立佞武多と、尊富士関の共演が見られるかもしれないということなんです」
2023年の新作立佞武多「素戔嗚尊」は、尊富士が土俵入りの際に着用した化粧まわしに描かれている立佞武多です。セレモニーでは「素戔嗚尊」を館から出し、そびえ立つ立佞武多をバックに尊富士があいさつする姿が見られるかもしれません。
五所川原市は凱旋パレードの様子をライブ配信する予定で、地元らしさをたっぷり詰め込んだ演出で、全国にPRする狙いもあるようです。
【五所川原市 佐々木孝昌市長】
「ものすごいものを皆さんにお見せできるように、これから企画を立てて運営をしたいと思いますので、五所川原においでいただいて素晴らしさを見ていただければと思います」
当初24日に行うとしていた市民栄誉賞の授与式と後援会主催の祝賀会も、5月1日に変更して行うということです。
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