中間貯蔵施設を巡っては、原子力規制委員会が6日、事業者のリサイクル燃料貯蔵に事業開始に必要な確認証を交付しました。
リサイクル燃料貯蔵の高橋泰成社長は7日、東京電力や日本原子力発電の幹部らとともにむつ市役所を訪れ、宮下知事と山本知也市長に、6日付で事業を開始したことを報告しました。
報告を受けた宮下知事は、使用済み核燃料の搬入と搬出について、中長期的なスケジュールを示すよう求めました。
【宮下知事】
「県として取り組めるのは、期限の約束ということをしっかりと政府にも認識してもらい、政府とも共有して国・県・市で事業者に対してしっかりと対応していただけるような環境を常につくっていくことと考えています」
中間貯蔵施設は、東京電力と日本原電の原発から出た使用済み核燃料を最長50年間保管する施設です。
原発の敷地外で中間貯蔵施設が操業するのは国内で初めてです。