
(Q.校歌 覚えている?)「覚えていると思うんですけど、出始めが出ればたぶん…」
(Q.校歌覚えてる)「すみません、本当にパッと思い出せないですね~」
(Q.年齢は)「42歳になります、25年ぐらい前が高校、はい」
【青森南高校の卒業生】
「俺、青森南高校出身なんですけど、あそこの校歌、特徴的なんで」
「青森南高校の校歌はちょっと面白いので歌いたいんですけど、ちょっと今は恥ずかしいです」
ちょっと粘ってみると…。
【青森南高校の卒業生】
「よしいきますか」
「♪お-ややや お-やいややや おーやややせいやい・・・です、本当なんだって!」
青森南高校のホームページを確認してみると…。本当にお兄さんが歌ってくれた通りの歌詞が!疑ってすみません。
皆さんの母校の校歌はどんな校歌でしたか?
青森市の県立図書館2階にある県近代文学館では、7日から企画展「あおもりの校歌」が始まります。
今回初めて一般公開となる青森山田学園の学園歌「意気と熱(まこと)に」の歌詞と楽譜の原稿です。青森山田高校が、高校野球や高校サッカーの舞台で、全国に何度も響かせた歌の歴史を感じることができます。
そして、注目は寺山修司に関する資料です。様々なジャンルで才能を発揮した寺山は、青森県内外5校の校歌を作詞したことが確認されています。中でも、2024年度で閉校する三沢市立三川目小学校の歌詞の原稿は、寺山直筆の原本が展示されています。
そして「いい湯だな」といったフォークソングや、「ゲゲゲの鬼太郎」「アンパンマン」などのアニメソングも手掛けた「いずみたく」が作曲したものだということです。
青森高校の校歌に関する資料。戦災で校舎が消失し、今の場所に移転する時に校長を務めていた横山武夫が作詞した校歌です。新たにできた校舎から見えた景色が、歌詞に含まれているということです。
企画展で紹介されている校歌の一部は、館内に設置されたタブレット端末で実際に聞くことができます。また、文章を分析するテキストマイニングで、小・中・高校別や地域別に歌詞の傾向を解析した結果もまとめられています。
企画展「あおもりの校歌」は、12月7日から2025年3月23日まで、青森県近代文学館で行われます。