人的被害はありませんでしたが、2日前には10人以上が集まる集会が開かれていました。
【黒石市東新町町会 千葉健一会長】
「いやぁ信じられない感じでこんなことが起こるとはね」
「たぐいまれな大雪ですよね」
黒石市の東新町町会の千葉健一会長によりますと、集会所の屋根が崩落したのは11日の午前5時すぎ。
100年くらい前に建てられた2階建ての建物で、屋根には1メートル以上の雪が積もっていたといいます。集会所の入り口となっている正面の建物は、24年前に増築され屋根は崩落しませんでしたが、崩れ落ちてきたものがなだれ込んできました。
【東新町町会 千葉健一会長】
「これはここに置いたものだと思うんだけど、額縁とかはああいうものは上から落ちてきたものですね」
町会では屋根の積雪の状況から、近々雪下ろしをする計画を立てていました。崩落した時、中に人はおらず、人的被害はありませんでした。ただ、2日前には、12、13人が集まる集会が開かれていました。
【東新町町会 千葉健一会長】
「だから間一髪みたいな感じだと思います」
「本当に不幸中の幸いというか、こんなこと言ったらあれですけど助かった感じですよね」
空き家になっていた隣の建物にもがれきが押し寄せましたが、被害は免れたため、しばらくは臨時の集会所として使用していく予定です。