警察や消防によりますと、午後1時ごろ、外国人観光客の団体のツアーガイドから、「雪崩が起きて7人が取り残された」などと通報がありました。
団体は日本人と外国人のガイド1人ずつと、フランスなど外国人のツアー客11人の合わせて13人で、鰺ケ沢町の青森スプリング・スキーリゾートのコース外でバックカントリーツアーを行っていました。
【青森スプリング・スキーリゾート 安田智之総支配人】
(Q.雪崩があったのはどのあたりですか?)「雪崩は、このスキー場の一番東側のコースにある、ダイヤモンドコースから直線距離で700メートルくらい離れた国定公園内です」
ガイド2人を含む6人が先に滑走した後、雪崩が発生し、残された7人が一時、下山できなくなったということです。13人は午後3時すぎまでに下山しました。
スキー場によりますと、2人がけがをして1人が病院に搬送されましたが、軽傷だということです。
【青森スプリング・スキーリゾート 安田智之総支配人】
(Q.15日あたりから鰺ケ沢町で雪崩注意報も出ていたようですが、この周辺の雪崩の発生状況というのはコース外でもどうでしたか?)「特に報告等はなかったですが、けさの時点で24時間降雪量が50センチ、ゴンドラの山頂で、スキー場内でありましたので、雪崩のリスクは高かったですね」