【藤原祐輝アナウンサー】
「現在、弘前市支部の役員会が行われております。3区の支部長について、弘前市支部の方針を確認しています」
新体制になって初めて開かれた役員会。自民党青森3区の支部長については、前職の木村次郎さんが再挑戦の意向を示していましたが・・・。
【自民党弘前市支部 菊池勲支部長】
「弘前市支部としては、新しい候補者を立てて次の衆議院議員の選挙に向かうべきであるということで、組織の中の意向としてまとまりました」
大票田の弘前市支部では、リーダーシップ不足などを理由に、木村さんはふさわしくないとして、ゼロベースでの選定を求める意見が出たということです。
このあと開かれた支部長・幹事長会議には、青森3区の各支部の幹部らが集まり意見を交わしました。
関係者によると、木村さんを推す声が大半を占めたということです。
自民党青森県連の津島淳会長は、賛否それぞれの意見を受け止め、結論を急がない考えを示しました。
【自民党青森県連 津島淳会長】
「まとまっていくためには、第3選挙区支部としてのコンセンサス(合意)を得られるかどうか」
「急ぐべき時もあるけれども、拙速に事を進めると、大事な結束というものが損なわれる」
【自民党弘前市支部 菊池勲支部長】
「自民党の刷新感や変革を、世の中の有権者はもっともっと期待しているのではないかなということに対しては、弘前市の党員の皆さんの方が、より一層踏み込んだ考えを持っているのではないかということを感じています」
自民党県連は、会議で出た意見を党本部に報告し、今後の対応を検討します。