八戸水産アカデミー講演会には、八戸市の産・官・金・学の関係者など、およそ50人が参加しました。
水産庁の計画・海業政策課の成田賢仁課長補佐が「海業の推進による漁村の活性化」というテーマで講演し、国の取り組みについて説明をしました。
【水産庁 計画・海業政策課 成田賢仁課長補佐】
「目の前で揚がった水産物を、水揚げされているところを見たいというそういったニーズもあろうかと思いますし、やはりそのロケーションという意味からも、漁港で『海業』を展開するというのは大きな価値、ポテンシャルがあるのではないかと思っています」
「海業(うみぎょう)」とは、海や漁村の地域資源の価値や魅力を活用する事業です。漁村では全国平均を上回る速さで人口減少や高齢化が進むなか、地域資源の価値や魅力を生かした海業の推進により、所得向上と雇用機会の確保を図ることが必要としました。
参加した人たちは講師の話に熱心に耳を傾けていました。