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「統合新病院」 敷地利用のイメージ 基本計画策定までのスケジュールは

2025.01.30(木) 18:45

青森県と青森市の共同経営による統合新病院についてです。

敷地の利用計画について見ていきます。

県営スケート場があるところに病院棟や職員用の立体駐車場などを整備します。病院棟は地上9階程度、ヘリポートと格納庫は騒音対策として職員用立体駐車場の屋上に設置し、病院棟と渡り廊下でつなぎます。

サンドームがある所には、来院者用の立体駐車場などを整備します。

そして浜田中央公園については、高速道路からつながる救急車両用の道路と公園西側にある道路から病院につながる道路を作りますが、それ以外は公園機能を残すとしました。

診療科目は39で、病床数は757床。青森地域の中核病院としての役割と県全域を対象とした高度医療の拠点という役割を担う総合病院として、7年後の2032年10月の開院を目指します。

基本計画策定に向けた今後のスケジュールです。

2月2日には「有識者会議」が開かれ、そして1月30日に説明があった市議会と県議会については、市議会は2月7日に意見交換、県議会は2月10日に質疑が行われます。

ここまでの意見などを踏まえて、2月中旬までには県民からの意見公募、パブリックコメントを実施したいということです。期間は概ね1カ月程度ということです。

また、スケート場周辺の住民が、宮下知事と西市長の出席を求めている住民懇談会の3回目にも注目です。

また、「住民と直接話をする機会はあるのか」という質問に対し、宮下知事は2月23日の「#あおばな」で、浜田地区の町会で構成される協議会と対話することを明らかにしました。

県と市は2024年度中の基本計画策定を目指していますが、残り2カ月。スピード感と丁寧さの両立が求められます。
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