八戸市中央卸売市場では、南部町と三戸町で生産された「ジュノハート」と上位等級品「青森ハートビート」の初競りが行われました。
【競り人】
「30万、40万、40万!(拍手)」
このうち「青森ハートビート」は、15粒入り8箱が競りに掛けられました。2025年はサイズの大きな5Lサイズは出品されず、4Lサイズの最も高いもので40万円の値が付き落札されました。
最高値の「青森ハートビート」を落札した仲買人は…。
【やまはる 中野正信社長】
「去年は、サイズ的には5Lサイズが出ていて、初競りの価格も50万円で落ちたかと思いますが、今年は5Lサイズがなく4Lサイズということで、その辺の価格(40万円)に落ち着いたところではなかったのかな」
このサクランボは、市内の老舗料理店でふるまわれます。
【八戸市内の老舗料理店 城前有輝さん
「当店では先付け、一番最初の料理としてご提供させていただいています」
「きょうの夜のお客さまから、皆さん順次ご提供させていただきたいなと思っております」
2025年は、昼と夜の寒暖差が少なく気温が高めに推移し、サクランボの色付きが遅れていますが、予想される収穫量は多く、豊作になると見込まれています。
【JA八戸 さくらんぼ専門部 留目秀樹部長】
「ここまで評価してもらえたのが、生産者にとってはとても励みになります」
一方、「ジュノハート」は合わせて37箱が出品され、最も高いもので2万6千円の値が付きました。