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2025年で最高 青森県内各地で10℃超 雪害で建物の倒壊相次ぐ

2025.02.28(金) 18:45

2月最終日の青森県内は気温が上がり、多くの地点で10℃を超えました。積雪の多い地域では、建物の倒壊など、雪害が起きています。

乾いた路面に、上着なしで歩く人の姿。

【比内希記者】
「午前9時半の青森市です。市内は日差しがありまして、手袋やマフラーをつけていなくてもあまり寒さを感じません。こちらの温度計は8℃と表示されています」

28日の最高気温は、八戸で13.0℃、三戸で12.7℃となるなど、23の観測地点中17地点で10℃を超え、全ての地点で2025年で最も高くなりました。

一方、積雪の多い地域では、雪害も。

【比内希記者】
「こちら、雪の重みで建物が倒壊したと見られていまして、雪のかたまりとがれきが、道路にまではみ出ている状況です」

警察などよりますと、27日午後2時ごろ、平川市碇ケ関の国道7号沿いにある和菓子店「長栄堂」が、雪の重みにより倒壊しました。けが人はいませんでした。

【付近の飲食店店主】
「怖い。うちもあちこち配達しているから、そういうの見ているから。碇ケ関はいっぱいある、危険な箇所がいっぱいある」

この影響で、28日午後6時現在も交通規制が行われていて、片側通行となっています。

また、藤崎町藤崎の国道7号沿いにある建物も、雪の重みで倒壊しました。

この建物は空き家と物置小屋がつながっていて、所有者によりますと、午前8時すぎ、ドーンという音を立てて崩れ落ちたということです。けが人はいませんでした。

県がまとめた大雪による被害状況によりますと、建物の倒壊といった被害は、住家で117件、非住家で309件となっています。

青森地方気象台は、3月2日にかけて最高気温が高くなるため、雪崩や屋根からの落雪に注意するよう呼び掛けています。
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